転職で嫁ブロック!発生ケースと妻の説得する方法を転職経験者が伝授

結婚している方の中にも、今の職場を変えるために転職したいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、転職は今までの生活が一変して変化をもたらすため、失敗してしまうと収入減などによる生活の不安定化が出てしまいます。

そのため、マイナスの面は一緒に生活する家族にも影響が出てきます。

私の場合も結婚後に転職活動を検討したため、嫁ブロックを受けました。

ですので、今現在転職を考えているが、お嫁さんにその行動をブロックされそうだと考える方がいらっしゃるのであれば、どのような状態に嫁ブロックが発生するのか、また転職活動を円滑に進めるためのコツについて、嫁ブロックを受けながら転職活動を行った私の経験も含め、ご紹介いたします。

転職で嫁ブロック!ケース3選

嫁ブロックが発生するケースは、お嫁さんが考えている内容によって少しずつ違っています。

様々な側面から見えてくる嫁ブロックの例を把握し、そのための対策を検討していきましょう。

case1:収入面からのブロック

転職活動において収入面の不安を感じる場合、ブロックされる可能性があります。

新しく選んだ会社が、表面的な情報だけではよくわからない部分で収入面が減少する可能性があったり、一度会社を辞めてから会社を探し出す場合、失業手当による収入が少ないため、生活が困窮する可能性があります。

これらは生活において大きなダメージを与え、今までの生活を悪い方向に切り替えていく必要が出てくる場合も考えられます。

生活の質が落ちるのはかなりのストレスになりかねませんので、それを防ぐために嫁ブロックが発動するかもしれません。

case 2:将来性からのブロック

転職活動を行ったとしても、新しい会社の業界が将来どうなってしまうのかは、そう簡単にわかりません。

そのため現在の職場の業界が良く、このまま続けていれば将来性も見込めそうな場合、転職による業界不振の想定から、嫁ブロックが発動するかもしれません。

安定した業界は数がそう多くなく、かなり特殊な技術力が必要な業界や公共事業や医療関係など、今後も必要とされる業界だけとなります。

そのため上記の業界と関連しない会社で働いていない方が転職をしたいと言い始めた場合、お嫁さんが不安に感じてブロックされる場合も考えられるでしょう。

case 3:ネットの情報など未知の不安からのブロック

転職活動について調べてみると、転職してよかったと考える方もいれば、転職をして失敗したという方の体験などが見つかります。

特にマイナス面に関する情報を調べる方が多く、自身が転職した場合にどうなるか、想定できないと考えるお嫁さんもたくさんいます。

その未知の不安から嫁ブロックが発動されやすく、お嫁さんのイメージとしては、今まで安定した道を進んでいたが、いきなり手放しで崖にかかるつり橋を渡っているような気分になるはずです。

自分が働いていた会社のことをすべて理解できるお嫁さんは少ないと言えますので、説明不足などが重なると、さらなる不安をあおってしまう可能性が出てくるでしょう。

転職での嫁ブロック!妻を説得する具体的な方法

お嫁さんに転職活動をブロックされてしまう!そうお悩みの方がいらっしゃるのであれば、説得してお嫁さんに安心と納得を与える必要があります。

そこで、反対された場合にできる行動を2つご紹介します。

説得1:どれくらい生活が良くなるかまとめる

転職活動は、今働いている職場よりも良い環境に行くために行われると思います。

しかし、それをお嫁さんがイメージするのは難しく、不安ばかりができてしまいます。

そこで、簡単にお嫁さんにメリットがあることを伝える方法が、現状からどれくらい良くなるのかを資料にまとめて、伝えることです。

こちらは仕事内で提案書などをまとめる感じに資料を作るだけで十分です。

例えば、現状は「このような感じに働いているが、○○といったデメリットがある。でも転職することで、〇〇の部分が改善できる」といった内容をポイントごとにまとめていきましょう。

例として、以下のように具体的な数値を挙げながら説明していかれると説得力が上がります。

  • 例1)【現状】月の給料が25万円で、貯金が月3万円できている。
    【今後】月給30万円程度の会社が見つかり、貯金が月8万円できて、生活の質が上がる。
  • 例2)【現状】残業時間が毎月60時間を超えて、家族との時間があまりとれていない。残業の中にはみなし残業もあり、給与に反映されていない。
    【今後】見つけた転職先では残業時間が最大でも月20時間程度で、全て給与に反映される。もちろん家族で過ごせる時間が増える。

以上のように、数値があるだけでどのくらい良くなるのかを一発で伝えることができます。また、加えてこういうポイントが良くなるという内容もまとめていくといいでしょう。

説得2:不安定な期間を無くす

転職活動は人によって様々なタイミングで行われます。

仕事をいったん辞めて失業保険を貰いながら探す方もいれば、仕事をしながら転職先を探すという方もいます。

前者については現在の給与よりも得られる金額ががくんと下がりますし、保険や年金、住宅ローンなどを考えると、どうしても生活に不安な期間ができてしまいます。

そのため、お嫁さんを安心させたいというのであれば、不安な期間をできる限り無くすため、今の職場を続けながら転職活動を行い、転職先が決まってから今の職場を辞めるようにするといいでしょう。

この方法であれば、ほぼ収入が減少することなく仕事を変えていけますし、お嫁さんを安心させることができます。

安定した生活が送れるなら、好きにしていいよと考えるお嫁さんも多くいらっしゃいますので、こういった考えで活動しようと思っているなど、今後の計画を伝えておくといいでしょう。

嫁ブロックも完全に悪いわけではない

嫁ブロックのせいで転職しようにもなかなか動けないと考える方もいますが、嫁ブロックが完全に悪いとは言い切れません。

お嫁さんの中にはしっかりと社会情勢や業界のことを調べたうえで、根拠をもとにブロックしてくれる方もいます。

状況によっては自分の活動の方向性が間違っている場合もあり、その悪い方向への道筋を軌道修正してくれていることもありますので、嫁ブロックを受けた場合には、しっかりと理由などを聞いて行動を検討しましょう。

また、嫁ブロックは、自分の活動を考え直すきっかけとなります。

転職活動は計画立てて行うことが重要で、より良い職場を手に入れるためには、随時考えながら動く必要があります。

がむしゃらに動いても悪い方面に進む可能性がありますので、嫁ブロックを受けたら、一旦自分の考えや計画の整理を行っていきましょう。

その後、今の活動が問題ないと考えられるのであれば、お嫁さんを説得できる材料などを集めていかれるといいかもしれません。

お嫁さんは客観的視点で意見してくれる重要な人物ですので、決して嫁ブロックを流さず、理由や意見を参考にしていきましょう。それが円満な転職に役立つコツとなります。

おわりに

転職活動時には、転職の他に、人生やお嫁さん、世間の目など考えるべきことがたくさんあります。

すべてを解決しながら活動を進めていくのはとても大変ですが、お嫁さんをしっかりと説得できれば、協力して様々な壁を乗り越えていくことができます。

身近な協力者となってくれる大切な家族ですので、転職を考えた際には、いきなり行動するのではなく、まずはお嫁さんに相談して、一緒に計画を立てるようにされると、不安なく活動ができるようになるでしょう。

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