私、会社員に向いていないかも…どうすればいい？会社員に向かない人の特徴と働き方の選択肢

会社に長く勤めているが、なかなか仕事が上達せず、職場には苦手な人が多い。

また、会社に行くのが億劫に感じるという方もいらっしゃるはずです。

もしかしたら会社員として働くのが向いていないのかもと、不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、本当に会社員として働くのが合っていないのかを知る特徴と、向いていない場合の働き方の選択肢についてご紹介しますので、参考にしながら自分の仕事について考えてみましょう。

会社員に向かない人の特徴とは？

まずは会社員に向いていない人の特徴を見ていきましょう。

向いているかいないかは、様々なポイントから考えられますので、自分に当てはまるものがいくつあるかを検討してみましょう。

①チームでの連携が苦手

企業などに所属して働くときには、チームとして動いていく場合があります。

また、上司と一緒に仕事をしたり、部下に教育を行いながら働く必要も出てきます。

この時、作業分担をしたり割り振りを行っていく必要があり、ときには連携をしながら仕事をする必要も出てくるでしょう。

しかし、チームでの連携が苦手な方、特にコミニケーションが苦手な方にとっては、こういった働き方は難しいと感じてしまいます。

個人プレーの方が動きやすいと考えたり、もっとシンプルに働きたいと言うのであればあまり会社員としては向いていないかもしれません。

②報告・連絡・相談が苦手

会社員として働いていく中では、同じように働く部署の人たちに対して報告・連絡・相談など、逐次自分の状況や悩みなどを話していく必要があります。

特に報告と連絡については、月次の社内会議だったり、上司への定期的な報告などを行う必要もあり、自分の仕事だけではなく、他にも様々なことに関わっていく必要があります。

特に、社内で仕事の情報を共有する必要がありますので、それを報告するための資料作り等に余計な時間を使ってしまいます。

こういったことを毎日、手間だと感じているのであれば会社員は向いていないのかもしれません。

③同じ環境で働くのが苦手

会社で働くと言う事は、同じように働く人たちと机を並べて仕事する必要が出てきます。

この時、営業先や取引先との連絡を取るため、電話の子機を配置している会社も多く、中には社員で1つの子機を共有していると言う場所も多くあります。

また、電話をする時などは、隣の人の話し声がそのまま聞こえてしまったり、自分の聞かれたくない会話を周囲の人に聞かれてしまう可能性もあります。

さらには電話をする声がうるさく感じてしまい、仕事に集中できずに困っている場合もあるのではないでしょうか。

そういった同じ環境で働くということがあまり得意ではないと言うのであれば、仕事で自分の実力を100%発揮できない場合があります。

しかし静かな場所を提供してもらえる会社はかなり少ないといえますので、会社員だと働きづらいと感じてしまうかもしれません。

④今の給与に不満がある

会社から得られる給与は、新入社員として会社で働いた時から年々増え続けていく形となります。

また、役職が上がったり、必要な資格を取得したりすると手当てがついたりして、少しずつですが年収なども増えていきます。

ですが、企業で働く中では景気の変動などの影響もありますし、自分と同じ時期に入社した人たちと給与が合わせられてしまう場合があります。

他の人たちよりも多く働いているにもかかわらず、自分より短い時間働いていたり仕事量が少ない人たちでも同じ給料もらっているということに不満を抱えている方もいるはずです。

会社に掛け合っても、それが改善されなかったり、むしろ悪い方向に進んでいくと、働く意味が見つけ出せなくなってしまいます。

もしも今の給与に対して不満を感じている方の中でも、将来的な給与アップに絶望されているという人は、もしかしたら会社員としては向いていないのかもしれません。

会社員に向かない人の仕事の選択肢とは？

以上で挙げた、会社員が向いていない人の特徴から、たくさん当てはまりそうだという方もいるはずです。

そのとき「仕事を変える」というワードが頭に浮かんだというのなら、そこから始められる仕事の選択肢について考えていきましょう。

①職場を変える（転職）

まず最初にできるのは、今の仕事を変えるということです。

簡単に言うと転職をして良い条件の会社に移動することで、不満に感じている部分や苦手な部分を解消できる可能性があります。

転職の際に転職サービスである転職エージェントを利用していけば、ある程度自分の条件に合った会社を見つけることができますので、会社員として働いても不満なく続けられる場所が見つかるかもしれません。

②会社を設立する

どうしても会社員として働きたくないと考える方の中で、自身の能力や周囲とのツテに自信があるというのなら、自分で会社を設立してみるのもいいかもしれません。

会社を設立するのは案外簡単なもので、税務署に対して、必要な書類を提出するだけで簡単に会社を作れます。

自分の能力を生かした仕事をしながら少しずつ人を増やしていき、最終的には大企業にしていくこともできるでしょう。

自分が会社を設立すると、社長として活動できるため、会社員とは少し違う働き方や生活ができていきます。

仕事をすると言うよりも仕事をする人たちを管理するのがメインとなりますので、そういった方が得意だというのなら、将来性を考えながら検討してみられるのもいいかもしれません。

③フリーランスとして働く

会社員として働きたくないというのなら、会社員として働かないという選択肢もあります。

そのように働く方たちをフリーランス(個人事業主)といいます。

この働き方をされる人は自宅を会社の代わりとして利用し、自分の得意分野などを生かした仕事をされています。

中には需要の高い仕事をしているフリーランスの方もいらっしゃいますので、会社員として働くよりも多くの収益を上げている方も出ています。

会社員で生きる以外の選択肢を選んだ人の現状

会社員として働くことをやめ、自身で会社を立ち上げたり、フリーランスとして動いているという方も大勢います。

しかし、そう簡単には行動できそうにないとイメージされている人も多いかと思いますので、以下に紹介する、会社員以外の道を選んだ人の現状を見て、自分にもできるのかを判断していきましょう。

会社を立ち上げてからの現状

・よかったこと（Aさんの場合）

会社を立ち上げることによって、自分の立場が大きく変わりました。

社長として動くことになり、社内で働くこともなくなり、根を詰めててしまうことがなくなりましたので、ストレスなども減りました。

社員を動かし、しっかりと利益を出していければ、対価として自身の給与が増えていきましたので、自分で会社を立ち上げて良かったと感じています。

・悪かったこと（Bさんの場合）

会社員として働きたくないと思い、企業をしたのですが、自分にはそこまで能力がなく具体的な目標等がなかったため、なかなか事業を軌道に乗せることができませんでした。

そのため長い期間収益を出せずに過ごしてしまい、最終的には会社を辞める必要が出てしまいました。

フリーランスになってからの現状

・よかったこと（Cさんの場合）

会社に行くことなく、自宅で働けるため、家族と過ごす時間が増え、仕事をするストレスもかなり減りました。

自分の好きなことを仕事にできると言う面もフリーランスの良い特徴で、毎日楽しく働けています。

・悪かったこと（Dさんの場合）

勢いでフリーランスになったときに、税金の事や保険のことにつまずいてしまいました。

報酬がそのまま自分のお金になるのではなく、しっかりと税金の事なども把握しておかないと、後々確定申告の時にかなり大変な状況になってしまいます。

また、フリーランスにとって役立つ保険などもたくさんあるのですが、それに気づかず過ごしていると、もしもの時に八方塞がりになってしまうこともあるため、注意が必要でした。

おわりに

生活している中で、自分の仕事について考えるタイミングはたくさん訪れるはずです。

その中には今働いている会社を辞めて、新しく働くという選択肢があり、転職、起業、フリーランスなどたくさんの候補があります。

人の考え方や動き方によって良し悪しが違い、自分にマッチした働き方というものもありますので、気になる方はぜひ検討してみてください。

働き方の全体像がわかってくれば、自身の選択肢をどんどん広げていけますので、働き方を知るということから始めてみてはどうでしょうか。