転職するのがもったいない？それでも転職すべき人の特徴をプロが検証

転職を経験しているとわかると思いますが、周りに言われたことがありませんか？「もったいない」と…

私自身も転職を経験しており、この言葉は言われたことがありますし、確かに言うことは分かります。特に長く続けている会社であれば尚更だと思います。

では、なぜ転職するのがもったいないのか、またそれでも転職を検討したほうがいい人の特徴などを検証していきます。

転職がもったいないと言われる主な要因3つ

転職が「もったいない」。転職するひとに対して思ったこともありますし、自分自身が転職する際に言われたことがある言葉です。

では、なぜ転職に対してもったいないと感じてしまうのか主な要因を3つまとめてみました。

それは

• 大手企業に勤めているから
• 職場環境が良好な企業で働いている人
• やっとの思いで入った好きな職種で勤めている

大手企業に勤めている

大手企業に勤めているのは本来なら良いことです。

給料が安定していることはもちろん、福利厚生も充実しておりとても働きやすい環境であることから離職率の低いとされています。

もちろん一般に対しての企業のイメージがよく、そういう人が辞めたいと思う人がいることがイメージしにくいですよね。

そんな企業に入りたくてもなかなか入れない人もたくさんいます。

そんな大きな企業に勤めておきながら、辞めるとなると「もったいない」ってなってしまうのも無理はありません。

職場環境が良好な企業で働いている人

良好な職場環境で働いている人などは転職するのがもったいないと言われます。

仕事で成果を出せる人や、人間関係が良好な職場や、職場環境がいい職場など。

上司や同僚との人間関係が良好で休みもちゃんとある職場に努めていながらも、転職を考える理由として、なんとなく違う仕事がしたい、なんとなく職場の環境を変えてみたいと考えている人がいるようです。

また、その人は昇進が間近だったのかもしれません。

そんな人が突然転職したいと申し出たら「もったいない」と思ってしまうのも無理はありません。

やっとの思いで入った好きな企業に勤めている

自分がこのジャンルが好きでやっとの思いで入った好きな企業に入社した人が、突然辞めるとなると正直もったいないと思ってしまいます。

確かに本人からしたら、自分がイメージしていた職種と、その現実にギャップを感じてしまい転職を考える人も少なくありません。

しかも、その企業に入社するために人一倍努力している人も多数います。

そんな人をみているからこそ、いざ転職って言葉を聞いてしまうと、今までの努力が「もったいない」となってしまいます。

転職がもったいないと言われても、それでも転職をしたい切実な理由

転職がもったいないと言われたことがありますし、思ったこともあります。

転職を考える本人からしてみれば、他の人には分からない切実な理由があったりもします。

それは、

• 大手企業は仕事が忙しすぎる
• もっと自分の個性を発揮したい
• 企業のイメージと実際の仕事にギャップを感じる

大手企業は仕事が忙しすぎる

確かに大手企業に勤めることは良いことです。

給料も良いし、休みもある、福利厚生もしっかりとしていて企業によっては住宅を購入する際の補助なんかもあったりもします。

しかし、仕事をしている時は本当に忙しすぎる。

大手の企業は無駄を省くため徹底的な効率化を図っている所もあります。

その結果、一人ひとりにかかる負担が大きくなっている場合もあります。

また、中間管理職になってくると部下と上司の挟み撃ちになり、ストレスが溜まってきます。

そういった職場に長く勤めていると、給料少なくても良いのでゆっくりのんびり仕事がしたいと考える人も少なくありません。

もっと自分の個性を発揮したい

これに関しても大きな企業で働いている人が感じる理由の一つなのでは無いでしょうか？

社員が大勢いる会社では、なかなか個性を発揮できる機会がありません。

もっと自分を見てほしいし、もっとちゃんと評価をしてほしいと考えてしまうものです。

その結果、中小へ入社を考えてもっと自分の個性を発揮できるのではと考えてしまいます。

企業のイメージと実際の仕事にギャップを感じる

これは、入社前のリサーチ不足も考えられるのですが、自分が本当に好きな企業で好きな職種でやっとの思いで入社したが、実際に働いてみると企業のイメージとのギャップを感じてしまう方も結構いるようです。

その理由は給料面など色々ありますが、そのギャップから転職したいと考える方も多いようです。

その転職はもったいない？本当に転職をしてはいけない人の特徴

その転職はもったいない？実際に転職を経験した人から言うと、その転職は本当にもったいない場合があります。

ただなんとなくで転職をしてしまうと、後悔してしまう場合があります。

そんな人は転職をするのを一度考え直したほうが良いです。

• 基本受け身な人
• 労働条件に恵まれている人

基本受け身な人

これは、大手企業に努めている人にありがちなのですが、大手企業では教育がしっかりとしています。

しかし、その大手から中小の企業へ転職した際、大手企業と同じように教育を行ってくれると思い、受け身がちな構えとなる傾向にあります。

その結果、自分が思うように仕事をこなす事ができずに、他の人と差がついてしまうこともあるようです。

労働条件に恵まれている人

給料も多くもらい、上司や同僚などの人間関係も良好、休日もしっかりともらえる。

そんな環境で働きたいですね。本当に転職するのがもったいないと感じてしまいます。

しかし、そんな人が転職を検討する理由としてやりがいを感じないと考える人もいるそうです。

そういった人が、転職を考えた際に希望する企業に対して、現状維持以上な所を希望する傾向にありますが、正直なかなかそんな会社はありません。

その転職はもったいないと？それでもしたほうが良い人の特徴

転職するのがもったいないと言われているがそれでも転職を進めた方がいい人ももちろんいます。

その特徴はというと、

• 自身のやりたい事が明確にわかっている人
• 職場環境に問題がある人

自身のやりたい事が明確にわかっている人

転職するのがもったいないと言われているが、それでも転職をしたほうが良い人の特徴と言えば、自分のやりたい事が明確にわかっている人ですね。

自身のキャリアや今後のやりたい事が明確にわかっていると、今後の転職もうまくいく可能性が高いです。

ただ自分の意見だけで進めてしまうと、イメージと違ったなと、いい結果にならない可能性もあります。

ですので、転職エージェントなどからの客観的なアドバイスなども取り入れた方が良いですね。

職場環境に問題がある人

転職するのがもったいないと言われてもすぐに転職を検討したほうが良いのは、職場環境に問題がある人です。

いくら世間的に評判が良いとされている企業でも、職場環境に問題がある所はあります。

大きい企業では職場環境に問題があったりすると、それを相談する部署もありますが、それでも問題を抱え込んでいる人はいます。

長時間労働や、セクハラ・パワハラ、人間関係などに問題がある人などは、精神的に追い詰められている可能性もあります。

身体的に異常が出てしまうと、元に戻るのに非常に時間がかかりますし、最悪完全には戻れないかも。

そうなってしまう前に転職を検討するべきです。

退職を会社に伝える事が困難な人などは退職代行サービスなどもありますので、相談してみてください。

「退職代行」と検索をかけてみると退職代行業者や弁護士による退職代行サービスがでてきますので、参考にしてみてください。

まとめ

転職を検討している人で、もったいないと言われたりもしますが、自分のやりたい事が明確にはっきりしている人などは、自信を持って転職を進めたほうが良いですね。

また、転職を考える人にとってさまざまな悩みなどもあります。

転職を考える際、自分のスキルやキャリアなどをしっかりと見つめ直し、本当にこの転職はもったいないのかを考える必要があります。

もし、自分が本当に転職したほうが良いと考えていいるが、どのように転職を進めていけば良いのか分からない場合は転職エージェントを利用するのも一つの手段です。

第三者からの客観的なアドバイスにより、より自分にあった新しい職場が見つかると思います。