この方は第二新卒での転職をしています。
在職中に転職活動を行っておりますが、仕事が終わった後や有給を取るなど時間の使い方に苦労したそうです。
しかし、その甲斐あって転職後収入のアップに成功しています。
目次
Hさんについて
- 名前:Hさん
- 年齢:20代
- 性別:女性
- 転職前の職業:生命保険のカウンターセールス
- 転職後の職業:損害保険の保険金支払い
- 年収:340万円→400万円
- 利用した転職サービス:マイナビエージェント
- 転職サービスの評価:★★★★
転職までの簡単な履歴
首都圏にある国立大学の経済学部を卒業後、大手保険会社に正社員として入社。
一ヶ月半座学で研修を行い、カウンターセールス職として店舗に配属。
窓口でのお客様対応と生命保険の営業に2年ほど携わったのち、退職。
転職しようと思った動機
退職に至った理由はは給料が安かったこと。
大卒で手取り16万円ほどしかありませんでした。
大手日系企業にありがちなゆっくりとした昇級で、10年働いている先輩でも営業手当を含めて年収が400万円でした。
当時の年収の総額340万円は新卒としては平均的ですが、ボーナスが占める割合が多いです。
ボーナスは会社の業績次第では少なくなることもありますので、ボーナス頼みの生活に不安がありました。
そこで、早いうちに転職を始めようと思いました。
転職に関するエピソード
転職期間は10月〜12月の3ヶ月。
10月頭に転職エージェントに登録し、面談を行いました。
10月後半までに職務経歴書や転職理由等の文章のテンプレートを作成し、10月末からエントリー、11月中旬から12月終わりまで面接、12月末に内定を得ました。
転職先も土日休みを希望していたため、面接は平日に行われました。
首都圏郊外にあった前職場の定時が17時でしたが、転職先のオフィスが都心に集中していたため、退勤後に何度も足を運ぶのが辛かったです。
スーツを持って行き、面接先の最寄駅で着替えてロッカーに私服を預け、面接に向かいました。
転職中に苦労したこと
転職活動中は時間の使い方に苦労しました。
8時間働いた後に面接し、その後電話で転職エージェントの担当とフィードバックの連絡をしました。
家に帰るのは22時になり、そこから次の面接準備でヘトヘトになっていました。
平日夜に面接をやっていない会社の場合は有給休暇を取り、1日に2件面接をこなすなどしました。
前職は有給が取りやすい環境だったので助かりましたが、そうでなければスムーズな転職活動は難しかったと思います。
転職した感想(良かった点・不満な点)
転職してよかったのはやはり年収が上げられたことです。
転職エージェントのアドバイスもあり、自分の経験を活かしつつ年収を上げられる、未経験の職種に転職することができました。
その一方で、やはり転職活動自体は大変なものでした。
精神的な負荷と肉体的な疲労が重なっているのに、昼間は働かなくてはいけません。
貯金がある方や時間的に余裕がある方は一旦仕事をやめてから転職活動された方が、より良い職場を探すことができるかもしれません。
転職を検討している人へアドバイスなど
まず複数の転職エージェントへ登録するのをお勧めします。
担当も人間であり、合う合わないがあります。
また複数登録することで、より広い範囲で求人を探すことができます。
今すぐに転職したいという場合でなければ焦って転職活動をするのはお勧めしません。
動き出しは早い方がいいですが、面接は日程調整も必要になりますので、気長に取り組んだ方が良いと思います。
転職活動に疲れた時には一旦休み、自分が本当に働きたい会社・職場環境について考えた方がいいと思います。
転職活動は辛いことも多いですが、新しい人生を送るための大切な第一歩です。
転職エージェントやサイトをうまく使いつつ、自分に合った職場探しをお勧めします。
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