転職エージェントの担当者へお礼はしたほうが良い?メール文面例などを転職経験者が伝授

転職エージェントを利用していけば、転職活動がかなり楽になります。転職エージェントのサービスを利用していけば転職求人の紹介や、面接対策など幅広いサポートを無料で受けることができるのですが、企業とのやりとりは転職エージェントの担当者を通して行う場合が多いです。

この時、無事転職先が決まったり、面接の予定をとってもらった際には、お礼メールをした方が良いとビジネスマナーで見たり聞いたりしたことがあるという方もいらっしゃるかと思われますが、実際にお礼メールなどをした方がいいか悩まれている方もいらっしゃるはずです。

そこで、転職エージェントを利用していく中でのお礼メールの必要性と、もしお礼する場合の方法や例文についてご紹介します。

転職エージェントや企業へのお礼メールしなくても問題ない

転職エージェントを利用しての転職活動は、採用不採用の通知が来た段階で終了します。

お世話になった転職エージェントや内定を頂いた企業へお礼のメールを送った方が良いのか気になる所ですが、ケースバイケースですが転職エージェントや企業宛にお礼メールを送らなくても問題ありません。

基本的には企業と転職エージェントがやりとりを行うため、自身が無理にコミュニケーションを取ろうとしなくても、相手側は気にしません。

また企業側および転職エージェント側からすると、いつもお礼メールをもらっているため、お礼メールを見ないという方も大勢いらっしゃいます。

お礼メールは機械的な文章になりやすく、感謝を伝えるにはメールだけでは難しい部分のあるでしょう。

お礼メールをする理由とは?

上記では転職エージェントや企業宛にお礼メールを送らなくても問題無しと書きました。

しかし、中には必ずお礼メールをしたいと考える方もいらっしゃいます。

そのような方は次のような理由からお礼をしようと考えています。

①感謝の気持ち

担当者が転職活動のサポートや面接練習など親身になって活動を支えてくれたため、それに対する感謝の気持ちからお礼メールをしたいという方もいます。

人との関わりを大切にしたい方などがこの感情からメールされます。

②今後の不安

転職活動が成功し無事採用された時、次に何をしていけばいいのか、自身でもしっかりと把握しておきたいという方は、転職後の働き出すまでの期間に不安な気持ちを感じてしまうため、企業もしくは転職エージェントとの繋がりを伸ばすためにお礼メールをしてコミュニケーションを取ろうとします。

このメールをしておけば、あとあと気になったことや不安点を質問しやすいという気持ちが大きいため、お礼メールをしようと考えられます。

③何となく聞いたから

マナーならば守らなければいけない。

インターネットで調べてお礼メールをすることがビジネスマナーだと見たり聞いたりした人の場合、自身の印象に不安を感じて「とりあえず、お礼メールを入れておこう」という考えになります。

しかし、ビジネスマナーの範囲にも曖昧な部分があり、中には無理やり作られたビジネスマナーなどもたくさんあります。

お礼メールをするしないについては、どちらでも良いという企業や転職エージェントが多いため、しないという選択をしても問題はありません。

内定頂いた企業へのお礼メール例文

内定を頂いた企業に対してお礼メールをしたいという方の中には、どのような文章が望ましいのか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、メール作成時に抑えておくべきポイントと例文についてご紹介します。

①ポイント

  • 自身の名前、転職エージェントの名前

企業の採用担当の方にお礼メールをするのであれば、自身が一目で誰なのか分かるように、名前を入れておきましょう。

また、なんのサービスを利用したのか分かるように、転職エージェントの名前も出しておくと、自身が誰なのかわかってもらいやすくなります。

  • 誰に伝えて欲しいお礼なのか

自身の転職に関わった企業側の人間は複数いるはずです。

そのため誰宛に対するお礼メールなのか明記しておきましょう。

もし、全員に対してであれば、そのことを書きましょう。

  • 質問や今後の話

もしも転職に対する不安点などがあれば、この時に合わせて質問してみましょう。

転職時には給与に関する契約や保険の話など様々な話題が出てきます。

そのため、不安点などは早めに聞いておくと後ほどの作業をかなり楽できます。

また、すぐに質問などが思いつかないのなら、今後質問するかもしれないという文言をお礼メールに加えてみるといいかもしれません。

②例文


◯◯会社 ◯◯担当 ◯◯さま
お世話になります。
転職エージェントサービスの◯◯を利用して採用いただいた◯◯(名前)と申します。
この度はご採用のほどありがとうございます。
まだまだ未熟な身ではございますが、全力を尽くして◯◯会社に貢献させていただきますので、よろしくお願いいたします。
今回転職時に担当いただいた◯◯様、◯◯様までお礼をお伝えいただけると幸いです。
今後、契約関係の手続きがあるかと思いますが、不明点があった場合、ご連絡させていただきたいと考えております。
以上、よろしくお願いいたします。


転職エージェント担当者へのお礼メール例文

企業に対するお礼メールの場合、かしこまった内容にすべきですが、転職エージェントの担当者に対しては、自身の伝えたい言葉で内容をまとめても問題ありません。

ここでは企業へのお礼メール同様、少しかしこまった形で例文をまとめますので、自分なりの言葉に変換していきましょう。

①ポイント

  • 自身の名前と採用企業名

担当の方は複数人の転職者を担当しているため、自身が誰なのかわかりやすくするために、名前を書いておきましょう。

  • 感謝の気持ち

担当者に対しては、自身の心情を含めながら感謝の気持ちを伝えていくといいでしょう。

内容を簡潔にまとめられると、とても読みやすい文章になります。

  • 今後の目標

担当者に対してお礼のメールを送るときには、今後の目標を載せておくと、担当者を安心させることができます。

例えば、採用された転職先で精いっぱい働くことであったり、転職エージェント利用時に学べたことを仕事に活かしていくなど、表現する方法はたくさんありますので、今現在自身が考えている目標を伝えてみるといいかもしれません。

②例文


転職エージェントサービス◯◯ 担当◯◯さま
お世話になります。
◯◯さまに担当いただいていました◯◯と申します。
この度は、◯◯さまのお力添えのもと、無事◯◯会社に採用していただきました。
はじめての転職活動で右も左もわからない私に、わかりやすくアドバイスしていただいたりと、大変感謝しています。
転職エージェントサービス◯◯を利用していなければ、スムーズに転職できると思いませんでしたので、かなり満足しています。
これからは新しい転職先で最大限に力を発揮していきたいと思います。
短い間でしたが、ありがとうございました。


おわりに

転職エージェントと内定をもらった企業に対してお礼メールをするかどうかは、かなり悩まれる方もいるはずです。

お礼メールについてはするしない自由に決められるもので、必ずしないといけないものではありません。

企業であれば、転職後にお礼を言っても遅くはありませんし、転職エージェントも仕事としてサポートしてくれるためお礼についてはどちらを選択しても良いでしょう。

もしも、親身になって担当してくれた方や、転職時に良くしてくれた方など、お世話になったと感じた方に対してお礼メールを送ってみるといいかもしれません。

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