面接でやらかした体験談とは?ちょっと笑える体験談と緊張しないための対策

転職活動の面接の中では、面接官とのコミュニケーションが必要となります。

そのため、緊張や焦りの関係から、やらかしてしまったことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

面接中にやらかしてしまうと、恥ずかしさを感じる反面、場を和やかにする効果もあります。

そこで、これから面接の予定があるという方や、面接で失敗したことがあり次の転職面接ではどうしようと悩まれている方がいらっしゃるのであれば、その事例をご紹介しますので、そこから見えてくる対策を理解しておかれるといいかもしれません。

面接でやらかした!ちょっと笑える体験談3つ

体験1「面接時間に遅刻した!」

  • 名前:吉田さん

吉田さんは、ある日の午前中に転職候補先の面接を予定していました。

この面接が転職活動を初めての面接で、上手く返答できるかの不安から、かなり緊張して、眠れたのは深夜3時を超えてからとなっていました。

「一応目覚ましを2つかけておけば、明日は起きれるだろう」そう考えて眠りについたそうですが、なんと目が覚めたのは面接予定時間の30分前だったそうです。

面接会場は自宅から1時間ほどかかる場所にあり、どう頑張っても間に合わないという状況でした。

「これはもうだめだ!」そう考えたのですが、とりあえず面接先の企業に連絡をされたそうです。

「とにかく急いでいきます!」相手が電話に出られた瞬間、そう伝えてすぐに家を飛び出し、到着したのはちょうど1時間後でした。

遅刻の時間としてはおよそ30分くらいであり、面接官から怒られるだろうと思い扉を開けると、面接官である人事の方、そして同席している社長が吉田さんを見て笑っていたそうです。

笑っていた理由は、服装もぐしゃぐしゃで、顔中汗まみれの状態で入室したからだそうで、最初は厳しい姿勢で面接をしようと考えていたそうですが、吉田さんの姿を見て、どうにも吹き出してしまったそうです。

社長たちが笑い終わると、そのまま面接が始まりました。

「君は面白い人ですね」そう何度も社長が言っているのを聞きながら冷や汗もほどほどに受け答えをし、何とか面接が終了しました。

「これは落ちただろう」吉田さんは今日の行いを振り返ってそう感じたそうですが、なんと翌日に面接先から連絡があり、採用を言い渡されたそうです。

理由は面白かったこと、そして遅刻しても律義にやって来てくれたことだそうで、吉田さん本人もかなり驚かれたそうです。

体験2「面接の回答で噛みまくった!」

  • 名前:今宮さん

今宮さんはかなり緊張してしまう人物で、とにかく初対面の方などに対しては緊張が激しく、頭の中が真っ白になってしまうそうです。

今宮さんは転職の面接直前も緊張していました。

呼吸は浅くなり、心臓の鼓動が耳元で聞こえてしまうほど焦っていたそうです。

その影響もあり面接中の質問に対して、上手く受け答えができなかったそうです。

面接官からの開口一番の質問は「自己紹介をお願いします」という内容でしたが、今宮さんは自己紹介のすべてを噛んでしまいました。

発言はすべてを噛んでしまったため面接官の誰も自身の返答を理解することができず、5秒ほど沈黙が続きました。しかし、その後面接官が笑い出し「深呼吸されてください」と優しくフォローをいただいたそうです。

面接官のやさしさのおかげで多少は緊張も解けたそうで、その後の面接はつたない喋りながらもスムーズに進み、最終的には採用を言い渡されたそうです。

転職後、面接中にとても緊張していたことを同じ部署の方に伝わっていたようで、初めの月は笑いの種とされてしまい、かなり恥ずかしかったそうです。

体験3「社長を間違えた!」

  • 名前:今野さん

転職活動を始めた今野さんは中小企業の中でも少し大きめの会社の転職求人を見て、応募後、面接の予定を組みました。

面接官は社長と副社長、そして人事の3人と伝えられており、面接当日には「しっかりと社長を中心に発言していこう」と考えられていました。

面接開始の直前に面接官3人が揃われ、年齢が高い方が、真ん中に座られたそうです。

「この真ん中の人が社長か…」そう思い、真ん中の人物を中心に会話を進めていったとき、今野さんが「社長の方針に従って〇〇…」という風に、社長だと考えている真ん中の人物に言ったところ、真ん中の人物が「私は人事担当の者です…」と小声で申し訳なく言われたそうです。

「これはやばい!」そう思ったそうですが、面接官の他二人は自身の間違えも気にせず、ニコニコとされていたそうです。

顔に火が付きそうなほど恥ずかしかったそうですが、最終的には無事面接を完了することができ、その会社に採用してもらうことができたそうです。

体験談から見える要因と対策

面接時のやらかしは、ちょっとした注意不足もしくは緊張からやってきます。

そこで、やらかしてしまったときにできる簡単に行える対策をご紹介します。

対策1「しっかりとスケジュール管理をする」

転職活動で失敗をしないためにも、今後の予定などはしっかりとスケジューリングしていきましょう。

スマホのスケジュールアプリを利用するのもいいですし、転職サービスサイトに用意してあるスケジュール表を利用してみるのもいいでしょう。

スマホのスケジュールアプリであれば、日程のアラーム通知などを設定することもできるため、事前に予定の確認を行えます。

寝坊や遅刻をしてしまわないためにも自身の予定を管理するように気をつけましょう。

対策2「面接前のリラックス」

面接前にどうしても緊張してしまうという方は、面接中の混乱、言い間違いなどを連発してしまう可能性があります。

そして、緊張を少しでも減らすことができれば、それらのミスは簡単に解決することができます。

緊張を減らすためには、自身の心をリラックスさせることが大切です。

簡単にリラックスできる方法としては、深呼吸をして体全体に酸素を回す。

香水やアロマオイルなどよい香りで気持ちを静める。

プチ瞑想するなどタイ産の方法などもありますので、緊張を無くすためにも自分にできそうなことを始めてみましょう。

対策3「会社情報のチェック」

面接官が多いと、誰が誰なのかわからなくなる場合があります。

厳しい面接官に当たった場合、失礼だと感じさせてしまう可能性もありますので、あらかじめ社長の顔だけでも知っておくように心がけましょう。

簡単な方法としては、会社ホームページの会社概要などをチェックするだけとなります。

概要に顔写真を載せている社長は多く、載っていない場合には会社名を調べるだけで、代表者の写真を確認することができます。

面接前などにスマホを確認する時間があるのなら、チェックしておかれるといいでしょう。

面接でやらかしたことから逆に面接官に好印象を与えた事例も

面接時のやらかしは、相手に悪い印象を与えやすくなります。

しかし状況によっては好印象を与えることができる場合もあると言えます。

今回ご紹介した内容は、面接の中でも軽いやらかしとなりますので、その部分を「育てがいがある」と受け取ってくれる可能性があります。

大きいやらかしであれば難しいですが、軽いやらかしであれば、それを逆手に取って好印象にしていくこともできますので、面接時には大きなやらかしだけは必ずしないように注意しながら、自分の自然体を披露してみるのもいいかもしれません。

おわりに

面接は、できればやらかさない方がいいですが、やらかしたとしてもカバーできれば問題ありません。

しかし、中には失敗を恐れてやらかさないことばかり意識し、面接時に上手く発言できない場合もあるのではないでしょうか。

確かに失敗すると恥ずかしさを感じてしまいます。

ですが、かわいい失敗であれば、全く評価に影響しませんので、あまり意識しすぎず、大きな失敗だけをしないように気を付けていくようにしましょう。

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